Evine's Words エビンズワーズ

英語学習書籍『Mr.Evineシリーズ』ロングセラー著者であり英語塾を主宰する講師エヴィンの英語学習や出版情報&英文法学習ブログです。見出し以外にもカテゴリーより記事をご覧いただけます。 *叱咤激励、ご質問、ご相談など、ご自由にコメント欄に残してください。

前向きな妥協!やり切れるだけの量を!

Hi, 皆さん、エビンです。

 

いつまで続くでしょうか、この毎日更新(笑)

 

今回は新刊タイトルの「コア英文法」について、僕が指導にこだわっているコンセプトについてシェアしたいと思います。

 

初めての書籍の企画(Mr. Evineの中学英文法を修了するドリル)から、サンプル原稿を書き起こしたのがもう16年ほど前になります。

うまいもんを安く、という関西人のさがなのか、紙面が許す限り知識をたっぷりと書籍に詰め込みたい一心でした。懇切丁寧に網羅的にたっぷりと学習していただくという気持ちから「定着できる量」「そのまま使える演習」というコンセプトにシフトしてキッカケとなったのは学校専売品として多くの学校でご採用いただいている『 10日間完成! 英文法総合問題集ES 』(アルク)を2013年に出版したことです。

 

必勝☆演習シリーズ『 10日間完成! 英文法総合問題集ES 』

https://alc-nds.com/ltaf/2021/10/20/7013052/

 

9年前からコア英文法に焦点を当て、網羅性はあえて無視し、現実的に覚え切れる量かつ英語力のベースとして必要不可欠な文法ポイントを話し手(書き手)の気持ちやコミュニケーションの場面に合わせた選択ができることを目標にしてきました。その厳選されたポイントをコア英文法と呼び、僕が主宰する英語塾でも実践しています。

 

[ Do / Does ] he speak Japanese?

 

正解は3人称単数の主語heだからDoesを用いるといった表面的な文法ルールはもちろん大切ではありますが、仮にDo he speak Japanese?と言ったところで問題なくネイティブは理解してくれます。

 

(◯)Does he speak Japanese?(彼は日本語を話しますか)

 

それよりも、どういった場面でこのYes/Noで答える疑問文を用いるのか、疑問詞を用いる疑問文との使い分けはどうするのか、相手のこのような疑問文に対して、どう返答して会話をつなげていくのか、そうした運用や展開の方が大切です。例えば、Yes, he does.やNo, he doesn't. で終わるなんてあり得ない返答例です。

 

アウトプットにつながるコア英文法学習をテーマに、僕の生徒さんには子供から大人まで指導させていただいています。もちろん小学生と中学の息子にも、どうせやるなら文法問題を解けるようにするのではなく話せるようにしたいと思っています。

 

書籍では、実際の塾のように事細かくすべてを入れ込むことはできませんが、様々なバックグラウンドの読者の方でも幅広く満足いただき、皆さんのライフスタイルや業種に合わせて自由にカスタマイズできるよう新刊「コア英文法」では工夫しています。発売まで、コア英文法の重要性をお伝えするテーマで何度か更新していきますのでご興味があれば引き続き楽しみにしておいてください。

 

写真は記事とはまったく関係なし。

ユニバのSuper Nintendo Worldです。家族で楽しんできました。

原稿終わったら、また行きたいマリオの国。

super-nintendo-world.usj.co.jp

 

Thanks for reading!

 

 

evine.hatenablog.com