Hi, みなさん、Evineです。
今日で2019年4月から初めて担当した専門学校エアラインコースでの前期・後期すべての授業が無事に終了しました。
英会話につながる英文法指導をお願いしたいと、あえて外国人講師ではなく日本人である私に、教務課スタッフの熱心なご依頼がありました。
日本人の英語教育を日本人にさせるというのは意外と的を得た考え方です。
英会話はネイティブに、と今だにそう信じている保護者も多いのですが、土台づくりの部分ではそこまでこだわる必要はありません。(最終的には色んな外国人と対話する経験値は必要ですが)
実のところ、担当したクラスの学生たちの英語力は中1レベルもままならない状態でした。中高6年間学習した結果がこれで、、シラバスの大幅な修正が必要でした。
最終的に何度も繰り返しトレーニングをしたのは以下の3つです。
- 品詞の区別
- 英語らしい語順
- 疑問詞を用いた疑問文の語順
品詞が区別できなければ、英語の自然な語順感覚は養われません。
疑問詞を用いた疑問文の語順練習には色んな要素が詰まっています。疑問詞自体に品詞の区別がありますし、会話の目的で疑問詞自体と時制を工夫しなければなりません。
最初は、しっちゃかめっちゃかな単語の並べ方をしていた学生たちも、単語の置き所に関して以前よりも質問が増えていました。まずは語順感覚は大切です。
新年度からはTOEICクラスも担当することになりましたので、特に600〜700あたりのスコア突破ができない学生向けに何を押さえさせるのか、春休み中に検討したいと思います。
Thanks for reading.