Evine's Words エビンズワーズ

ロングセラー著者であり英語塾を主宰する講師エビンの英語情報&英文法学習ブログ *叱咤激励、ご質問、ご相談など、ご自由にコメント欄に残してください。

助動詞まずはこれだけ理解してれば良いクイズ

Hi、皆さん、エビンです。

 

助動詞はとても深いですね。

使えば使うほど、場面にフィットした時のスムーズなやりとりの心地よさ、ぜひフルに活用していただきたいなぁ、といつも思う。

 

ただ、多くの生徒が助動詞の多様な使い方に頭を悩ませてるのも事実。

厄介なのはどこまで理解していれば、とりあえずOKなのかが初中級レベルの学習者にはピンと来ないという点です。

 

そこで、今回は、このクイズ程度のことが整理ついてればまずは問題なし!という指標ラインを引いてみたいと思います。どこまでも悩んでても仕方ありませんので、助動詞についてはこのクイズくらいにしておいて、あとは他の単元をやりつつ知識を足してもらえればと思います。ただ、このくらいも難しいんだよな、と言われそうですが、クイズで示すポイントはまずは最優先で覚えておきたいところです。

 

さあ、前置きが長くなりました。

それでは、クイズにチャレンジしてみましょう!

ちょっと長いので、気合いでどうぞ!制限時間は【12分】です。

 

Q. 日本語を参考に、空所に適切な助動詞を用いた表現を入れましょう。1つのカッコに短縮形(2語が1語)が入る場合もあります。

1. 「これは見ないほうがいいよ」
You (     )(     ) this.
2. 「(断固)僕は家には帰りません」
I (     )(     )(     ) home.
3. 「図書館でそれを借りることができた」
I (     )(     )(     )(     ) it from the library.
4. 「彼は中国語を流暢に話せます」
He (     )(     ) Chinese fluently.
5. 「入ってもよろしいでしょうか?」
(     )(     ) come in?
6. 「(相手の意志を尋ねて)私をそこで車で拾ってくれませんか?」
(     )(     )(     ) me up there?
7. 「ここで飲食はできません」
You (     )(     )(     ) eat here.
8. 「(根拠はない)君はきっと大丈夫だよ」
You (     )(     ) OK.
9. 「あなたについて、いくつか質問してもいいですか。ーもちろんですよ」
(     )(     )(     ) you some questions about you? ー  Sure.
10. 「君はもう帰ってよろしい」
You (     )(     ) now.
11. 「君も休まなきゃ」
You (     )(     ) a break, too.
12. 「僕は彼といなければならなかった」
I (     )(     )(     ) with him.
13. 「そんなふうに考えてはいけません」
You (     )(     )(     ) like that.
14. 「完璧である必要はない」
You (     )(     )(     )(     ) perfect.
15. 「後で私に電話してくれませんか?ーごめん、今日は無理だよ。明日、電話するよ」
(a)(     )(     )(     ) me later? ー Sorry, I (b)(     ) today. (c)(     )(     ) you tomorrow.
16. 「これ持ってて(持っててくれない?)」
(     )(     )(     ) this?
17. 「(アレルギーがあるため)僕は牛乳を飲むことができません」
I (     )(     ) milk.
18. 「20年前は、それを50円で買えたんだ」
Twenty years ago, you (     )(     ) it for 50 yen.
19. 「それは本当であるに違いない、以前に見たことがあるから」
It (     )(     ) true because I've seen it before.
20. 「8月に50歳になるよ」
(     )(     ) 50 in August.
21. 「今日はそこで買い物を楽しめるかもね」
We (     )(     ) shopping there today.
22. 「誰だってアーティストになり得ます」
Anyone (     )(     )(     ) artist.
23. 「その結婚式に何を着たらいいかな」
What (     )(     )(     ) to the wedding?
24. 「明日、あなたは彼と会わないといけないだろう」
(     )(     )(     ) meet him tomorrow.
25. 「彼女はそれを気にいるよ」
(     )(     ) it.
26. 「冬になると、気温はマイナス4℃まで下がることがあります」
Temperatures (     )(     ) to -4℃ in winter.
27. 「いつ会いましょうか?」
When (     )(     )(     )?
28. 「空港はここから遠くないはずだ」
The airport (     )(     ) far from here.
29. 「君は彼女のボーイフレンドになるかもね」
You(     )(     ) her boyfriend.
30. 「何時に電話をしましょうか?」
What time (     )(     )(     ) you?
31. 「ああ、それをしなきゃよかった」
Oh, I (     )(     )(     ) it. 
32. 「お父さんはそれについて知っていたかもしれません」
My father (     )(     )(     ) about it.
33. 「来ればよかったのに。ーそうだね、でも無理だった」
You (a)(     )(     )(     ).ー Yeah, but I (b)(     ).
34. 「彼女はきっと緊張してたんだよ」
She (     )(     )(     ) nervous.

 

では解答とポイントです。

 

1. 「これは見ないほうがいいよ」
You shouldn't watch this.

相手へのアドバイス的な発信は「should+動詞の原形」。ここでは「しない方がいい」という否定文なのでshouldn'tが正解。


2. 「(断固)僕は家には帰りません」
I will not go home.

否定の意志は「will not+動詞の原形」(〜するつもりはない)を用います。


3. 「図書館でそれを借りることができた」
I was able to borrow it from the library.

「(あの時)実際にできた」という意味ではcouldではなく、「was able to+動詞の原形」を用います。


4. 「彼は中国語を流暢に話せます」
He can speak Chinese fluently.

能力を示す「can+動詞の原形」(〜できる)


5. 「入ってもよろしいでしょうか?」
May I come in?

丁寧に許可を求めるMay I ~?」(〜してもよろしいでしょうか)


6. 「(相手の意志を尋ねて)私をそこで車で拾ってくれませんか?」
Will you pick me up there?

「〜する気持ちはありますか」と基本的には「それができる」前提で、相手の意志を確認する「Will you ~?」です。

 

7. 「ここで飲食はできません」
You can't drink or eat here.

「できない」は「can't+動詞の原形」。cannotは強調表現。not A or B「AもBも〜ない」はorを用います。

 

8. 「(根拠はない)君はきっと大丈夫だよ」
You should be OK.

「きっと〜だ」と個人的に自信のある可能性は「should+動詞の原形」です。


9. 「あなたについて、いくつか質問してもいいですか。ーもちろんですよ」
Can I ask you some questions about you? ー  Sure.

許可を求める一般的な言い方は「Can I ~?」(〜してもいいですか)

 

10. 「君はもう帰ってよろしい」
You may leave now.

目上が目下に向かって上から話す許可表現は「may+動詞の原形」(〜してもよい)です。


11. 「君も休まなきゃ」
You must[should] take a break, too.

個人的な気持ちで強く相手に促す言い方になる「must+動詞の原形」(絶対に〜するべきだ)です。もう少し気軽な感じで伝える場合はshould(〜した方がいい)でもOKです。


12. 「僕は彼といなければならなかった」
I had to be with him.

mustは過去形で使えないため、have toの過去形「had to+動詞の原形」(〜しなければならなかった)を用います。be with ~で「〜といる」という意味の表現になります。

 

13. 「そんなふうに考えてはいけません」
You must not think like that.

「〜してはいけない」と禁止の表現は「must not+動詞の原形」です。


14. 「完璧である必要はない」
You don't have to be perfect.

「〜する必要がない」という不必要を表す言い方は「don't have to+動詞の原形」 です。「〜である必要がない」はdon't have to be ~が正解。


15. 「後で私に電話してくれませんか?ーごめん、今日は無理だよ。明日、電話するよ」
(a)Can[Will] you call me later? ー Sorry, I (b)can't today. (c)I'll call you tomorrow.

(a) お願いをする場合はCan you ~?が普通です。文法的にはWillでも構いませんがこちらはcanよりも指示的な響きになります。

(b)「無理」=「できない」になるのでcan'tにします。

(c) 「その場で決めた」意志はwillを用います。I'll = I will。口語では短縮形が普通。


16. 「これ持ってて(持っててくれない?)」
Will[Can] you hold this?

指示的な依頼表現は「Will you ~?」、お願いする意識を出す場合は「Can you ~?」で区別します。holdは「しっかり持つ」「掴む」という意味。


17. 「(アレルギーがあるため)僕は牛乳を飲むことができません」
I can't drink milk.

アレルギーで食べることができない、といった場合も「can't+動詞の原形」で表現できます。


18. 「20年前は、それを50円で買えたんだ」
Twenty years ago, you could buy it for 50 yen.

「実際に行った」かは別として、当時の習慣として「やろうと思えばできた」という過去の能力は「could+動詞の原形」で表現します。


19. 「それは本当であるに違いない、以前に見たことがあるから」
It must be true because I've seen it before.

根拠のある推測は「must be ~」(〜であるに違いない)です。becuseで根拠が示されています。


20. 「8月に50歳になるよ」
I'll be 50 in August.

「〜だろう」と単純な未来の成り行きはwillで表現します。「〜になるだろう」は「will be ~」。


21. 「今日はそこで買い物を楽しめるかもね」
We could enjoy shopping there today.

具体的な選択肢の中で、こんなこともできるんじゃないかな、と間接的に提案する場合は「could+動詞の原形」を用いることができます。現在の可能性の話。もう少し明確に「できる」と打ち出すのであればcanでも文法的には問題ありません。

 

22. 「誰だってアーティストになり得ます」
Anyone can be an artist.

一般論的に「こんなこともあり得る」という可能性の話は「can+動詞の原形」です。弱い可能性の響きです。他のmay/might/couldは使えません。


23. 「その結婚式に何を着たらいいかな」
What should I wear to the wedding?

相手にアドバイスを求める場合は「should I ~?」(〜するべきか)を用いることができます。


24. 「明日、あなたは彼と会わないといけないだろう」
You'll have to meet him tomorrow.

先の話をするwillに「しなければならない」を組み合わせたwill have to+動詞の原形」(〜しなければならないだろう)。have toは未来に対しても使えるため、もっと直接的に話す場合は、willなしでも構いません。tomorrowがあるため、未来であることは明確です。


25. 「彼女はそれを気にいるよ」
She'll[She'd] like it.

これから先「きっとそうなる」と、自信のある可能性は「will+動詞の原形」または「would+動詞の原形」を用います。willの方がより直接的な響きになります。


26. 「夏になると、気温はマイナス4℃まで下がることがあります」
Temperatures can drop to -4℃ in winter.

一般論的に「こんなこともあり得る」という可能性の話は「can+動詞の原形」です。弱い可能性の響きです。


27. 「いつ会いましょうか?」
When shall we meet?

提案を表現する「shall we ~?」([一緒に]〜しましょうか)。


28. 「空港はここから遠くないはずだ」
The airport can't be far from here.

「〜であるはずがない」と、可能性を否定する表現は「can't be ~」です。

 

29. 「君は彼女のボーイフレンドになるかもね」
You might[may/could] be her boyfriend.

「〜かもしれない」という意味で用いる個人的な弱い可能性は「might[may/could]+動詞の原形」を用います。


30. 「何時に電話をしましょうか?」
What time shall I call you?

「(自分が)〜しましょうか」と自分から相手に申し出る表現は「shall I ~?」を用います。

 

31. 「ああ、それをしなきゃよかった」
Oh, I shouldn't have done it. 

この問題から、「過去の話」であることがポイントです。助動詞を使って過去の話をする場合は「助動詞+完了形have+過去分詞」を検討しましょう。「shouldn't have+過去分詞」で「〜するべきではなかった」でも「してしまった」という意味です。


32. 「お父さんはそれについて知っていたかもしれません」
My father might[may] have known about it.

「〜だったかもしれない」という過去の弱い可能性は「migh[may] have+過去分詞」で表します。


33. 「来ればよかったのに。ーそうだね、でも無理だった」
You (a)should have come.ー Yeah, but I (b)couldn't.

(a) 過去に実現できなかった後悔や遺憾の気持ちを示す「should have+過去分詞」。「〜するべきだった」でも「しなかった」という意味です。

(b) 「〜できなかった」という意味で、単純に過去にできなかったことは「couldn't+動詞の原形」です。


34. 「彼女はきっと緊張してたんだよ」
She must have been nervous.

「きっと〜だったに違いない」という意味で、過去において、強い可能性を表現する「must have+過去分詞」。

 

いかがでしたでしょうか。

お疲れ様でした。

主に、赤の太字ポイントが理解できているのかが大切です。

 

37問中

*動詞部分が間違えてもOKとします。助動詞の選択があってれば正解にカウントしましょう。

33問以上 Very Good 

とても良いですね。助動詞以外の単元を進めましょう。

 

29問以上 Good 

良いですね。助動詞以外の単元を進めながら、助動詞の復習もしっかり行いましょう。

 

25問以上 Average 平均レベルです(合格点)。

もう少し、助動詞の単元を粘りましょう。ただし、他の単元も学習することを忘れないでください。

 

22問以上 Poor 平均レベルを満たしていません。

助動詞の単元を2、3周はやってみましょう。

 

21問以下 Below 残念ながら不合格です。

助動詞の単元を2、3周はやってみましょう。それでもしっくりこない場合は、一度他の単元の学習を進めて機会を見つけて戻りましょう。

 

今回のポイントは新刊「コア英文法」で扱っているポイントから出題しています。詳しい解説でご興味のある方はぜひご覧ください。

 

 

また、今回のクイズの解答で気になる別解があればコメントに残してくださいね。

 

写真は北海道旅行2日目 札幌で食べたスープカレー。札幌発のスープカレー専門店Suage。実は初体験でしたがめちゃめちゃ美味かった。シャビシャビなやつは苦手だったんですが、これはありですね。

 

 

Thanks for reading!