Hi、皆さん、エビンです。
Evineシリーズに限らず、主宰する教室でも学生か社会人まで、常に文型と品詞はレッスンで重視していますが、文型と品詞を扱う授業の中ではストーンと必ずしも定着はしません。
色んな英文の事例に触れながら、文型と品詞がどう機能して一つの英文を作っているのか、それを意識する経験を通してこそ文型と品詞の価値や有効的な押さえ方が理解できるようになります。
真面目な日本人の学習者はどうしても各単元の中で解決しようとされますが、他の単元の学習を進めることで視野が広がり異なる角度で既習事項を見直せるようになります。特に文型と品詞がそうなんですよね。
いい意味で「適当」に進めながら、しっかりと「反復」することがポイントです。何よりできるだけ多くの英文に触れるという経験値が大切です。一つの単元にとどまり悩むくらいならさっさと次の単元に進むことをお勧めします。
新刊の「コア英文法」では学習者からのよくある質問に回答していますが、その中で、「3周」することを勧めています。1周目は「60%」、2周目は「80%」、ラスト3周目に「100%」目指すことを提案しています。
これについて触れている「MR. EVINE’S QUESTIONS & ANSWERS」が出版社ベレさんのHPに見本として公開中です。よろしければご覧ください。
https://www.beret.co.jp/uploads/2022/12/840.pdf
文型と品詞は初級レベルではしっかりと意識し、中級レベル以上になってくると解釈が難しい英文や英単語学習をする際に意識するくらいになっていきます。最終的には感覚で利用できるようになっているはずです。初心者にとって一番、文法っぽさがありストレスを感じる文型と品詞ですが、初心者の段階こそ学習効率の面で重要です。
拙著「コア英文法」でも実際の日常会話のシーンを想定した例文の中でしっかりと文型と品詞について触れていきますので、ご興味のある方はぜひお読みください。
写真はジュンク堂書店西宮店さんの話題書コーナーです。
「いらんもんはやらへん」と関西弁バージョンが目立ってました。本書の演習には音声がダウンロードできますので、音声も流していただいています。
Thanks for reading!