エビンズワーズ

ロングセラー著者であり英語塾を主宰する講師エビンの英語情報&英文法学習ブログ *叱咤激励、ご質問、ご相談など、ご自由にコメント欄に残してください。

知覚動詞を用いた表現

Hi, みなさん、Evineです。

 

下の記事でlook、see、watchを区別する話をしましたが、今回はこれら知覚動詞を用いた表現の話です。

evine.hatenablog.com

 

 

知覚動詞の種類

 

知覚動詞は読んで字のごとく、「見える」「聞こえる」「感じる」といった身体の感覚を示す動詞です。代表的なものは以下の動詞があります。

 

  • see(見える)
  • hear(聞こえる)
  • feel(感じる)

 

知覚動詞(V)+目的語(O)+現在分詞(C)

 

知覚動詞としての表現では次のように用います。

 

(a) I 知覚動詞saw 意味上の主語(O)my cat 現在分詞(C)の表現attacking a dog.(うちの猫が犬を攻撃しているのを見ました)

 

(b) I 知覚動詞heard 意味上の主語(O)Mom 現在分詞(C)の表現coming upstairs.(お母さんが2階に上がってくるのが聞こえました)

 

「知覚動詞+O+現在分詞(C)」(OがCしているのを…する)のカタチです。この表現はSVOC文型で、OとCがSとVの意味上の関係になっています。

 

英文(a)は、my cat attackingはmy cat was attacking a dog(うちの猫が犬を攻撃をしていた)と「進行形」のニュアンスで解釈できます。

 

同じく英文(b)では、Mom coming upstairsの部分はMom was coming upstairs(お母さんは2階に上がってくるところだった)と同じく「進行形」のニュアンスになっています。

 

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また、Cに過去分詞を用いることもあります。

 

I 知覚動詞heard 意味上の主語(O)my name 過去分詞(C)called.(自分の名前が呼ばれるのが聞こえました)

 

my name calledの部分がmy nickname was called(私の名前が呼ばれた)と「受け身」のニュアンスになっています。OCが受け身の関係になっている場合に、過去分詞を用いることができます。

 

知覚動詞(V)+目的語(O)+原形不定詞C)

この知覚動詞を用いた表現では、分詞だけではなく原形不定詞(toなし不定詞)を用いることがあります。先ほどチェックした現在分詞とのニュアンスの違いを次の2文で比較しましょう。

 

(a) I saw a duck family 現在分詞crossing the street.(僕は通りを渡っているカルガモ家族を見ました)


(b) I saw a duck family 原形不定詞cross the street.(僕は通りを渡るカルガモ家族を見ました)

 

現在分詞を用いた英文(a)では、a duck family crossing the streetはa duck family was crossing the streetという「進行形」で表現されるニュアンスです。つまり、「信号を渡っている途中の一時的な動作」の場面を「見た」という話です。

 

原形不定詞を用いた英文(b)の「知覚動詞+O+V原形(原形不定詞)」(Oが〜するのを…する)も目的語と原形不定詞がSV関係になっており、a duck family cross the streetはa duck family crossed the street(カルガモ家族は通りを渡った)で解釈され、進行形のニュアンスはありません。つまり、「渡り始めから渡り終わるまでの一連の動作すべて」の場面を「見た」というニュアンスです。

 

知覚動詞+O+Ving(Oが〜しているのを…する)

「一時的動作の一部」

 

知覚動詞+O+V原形(Oが〜するのを…する)

「動作の一部始終(動作の完了)」

 

最後にこの表現で使える知覚動詞をまとめて挙げてあげましょう。
feel(感じる)、hear(聞こえる)、listen to(聞く)、look at(見る)、notice(気づく)、see(見える)、smell([*Vingと一緒に]においがする)、watch(注意して見る)など

 

Thanks for reading.

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