Hi, みなさん、Evineです。
これまたしつこいようですが、SV文型とSVO文型の復習です。
他動詞は「主語+他動詞+目的語(名詞)」になりました。
他動詞として働く動詞は後ろにどんな動作をするのか、その内容を名詞(=目的語)で表現できました。自動詞は必ずしも後ろに要素が必要というわけではなく「主語+自動詞」だけで文法的には成立しました。
つまり、後ろにどんな要素を置くかで自動詞と他動詞に区別できましたね。
We 自動詞arrived in Japan this morning.(私たちは今朝、日本に到着しました)
We 他動詞visited 目的語Japan this morning.(私たちは今朝、日本を訪問しました)
arriveは「到着する」という意味で自動詞で 、到着する場所を示すためにここでは前置詞inを用います。一方、visitは「〜を訪問する」という意味で他動詞です。他動詞は前置詞は不要です。直接、Japanという目的語と呼ばれる情報を置くことができます。
前にも書きましたが、多くの動詞が両方の働きを持つことも多いです。
ただ、自動詞と他動詞、どちらでよく用いられるのか、そういった傾向はあります。辞書を参考にしてみるといいと思います。
例えば、marryを辞書で引くと、先に他動詞の用法から始まり、次に自動詞の用法が記載されています。一方、goを引けば、圧倒的に自動詞の項目が列挙されていますが、最後に他動詞の用法もあります。
つまり、marryはどちらかといえばよく他動詞で用いられ、goは自動詞で用いることが多いというのが辞書で確認できます。
marryは他動詞で用いられることが多く、その用法では「(人)と結婚する」という意味です。marry自体に「〜と」のニュアンスが含まれているため(×)Will you marry with me?とは言えません。
(○)Will you marry me?(僕と結婚してくれませんか)
男性から女性へのプロポーズの鉄板表現です。
一方、自動詞としてよく用いられるgoの場合は、これに自体に「〜と一緒に」のニュアンスが含まれませんの(×)I'll go you.はNG。
(○)I'll go with you. (あなたと一緒に行きます)
ある動詞が、自動詞と他動詞、どちらの用法でよく用いられるのか、結局のところ英語を話す、聞くの経験値を増やして慣れていくしかありません。また単純に文法的な間違えではなく、自動詞と他動詞で意味自体が変化する場合も注意ですね。
自動詞のget「着く」
How did you get here?(どうやってここに来たの?)
*自動詞get+副詞here
他動詞のget「〜を手に入れる」
How did you get the ticket?(どうやってそのチケットを手に入れたの?)
*他動詞get+目的語the ticket
後ろの要素によって、getが「着く」と「〜を手に入れる」の意味で区別されるわけですね。get1つで色々な場面で使えるわけですからこれは便利です。(getの他の文型での活躍もまたブログに書きます)
agreeの後ろは?!
I totally agree with you.(全くもって同感だ)
agree(同意する)は「〜と同じ意見だ」という意味では自動詞として用いられ「前置詞with+人」で表現します。
Thanks for reading.