Evine's Words エビンズワーズ

英語学習書籍『Mr.Evineシリーズ』ロングセラー著者であり英語塾を主宰する講師エヴィンの英語学習や出版情報&英文法学習ブログです。見出し以外にもカテゴリーより記事をご覧いただけます。 *叱咤激励、ご質問、ご相談など、ご自由にコメント欄に残してください。

文型パターンの復習Quiz

Hi, みなさん、Evineです。

 

今日から通常レッスンも再開です。ここから春まで受験生たちの緊張は続きます。講師もしっかりと準備して万全のフォローをしていきます。

 

それでは、令和2年、初のクイズです。文型パターンの復習をします。前回の復習はコチラです。

evine.hatenablog.com

 

 

 

文型Quiz

[1] 文法的に正しく並べ替えましょう。

1. Hi, can [ how to / me / get / tell / you ] there?

 

2. [ tourist spot / is / popular / the area / a / becoming ].  

 

3. Here’s a picture of me. My son [ gave / drew / and / it / it / me / to ].


4. [ so / last / her husband / her / emotional / made ] night.

 

5. He [ the / the media / to / last night's game / spoke / about ]. 

 

6. [ morning / leave / Japan / tomorrow / for / I ]. I’ve had a great time here in London. 

 

7. I got a lot of homework today. [ three / me / it / a half hours / took / and ]!

 

8. I don’t really [ him / nice / , but / seems / know / he ].

 

[2] 文法的な誤りを訂正しましょう。

1. My teacher talked me a joke, and I laughed. I didn’t really get it, though.

 

2. He always talks, “I have no time to get a haircut.” 

 

 

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答え合わせ

では答えとポイントを確認してください。

[1] 

1. Hi, can (S)you (V)tell (O)me (O)how to get there? (ねえ、そこまでどうやって行くのか私に教えてくれない?)

 

他動詞tell O1O2「O1にO2を教える」

how to do(〜の仕方)=名詞句でtellの目的語になっています。

 

2. (S)The area (V)is becoming (C)a popular tourist spot. (そのエリアは人気の観光スポットになりつつあります)

 

自動詞become+C(名詞)「〜になる」の現在進行形で徐々に変化する様子を表現したものです。

形容詞popular+名詞tourist spotで1つの名詞句(2語以上のカタマリで名詞の働き)です。

 

3. Here’s a picture of me. (S)My son (V)drew (O)it and (V)gave (O)it (M)to me. (ほら僕の絵。息子が描いて、僕にくれたんだ)

 

他動詞draw(〜を描く)の過去形drewと他動詞give O to+人(Oを〜にあげる)の過去形gaveを接続詞and(〜、それから…する)で繋いだものです。

4. (S)Her husband (V)made (O)her (C)so emotional last night.(昨日の夜、彼女の夫のせいで、彼女はかなり感情的になりました)

 

他動詞make OC(OをCの状態にする)の補語Cに形容詞句so emotional(かなり感情的な)を用いたものです。

*副詞+形容詞で1つの形容詞句(2語以上のカタマリで形容詞の働き)と考えます。

last night(昨夜)

 

5. (S)He (V)spoke (M)to the media (M)about the last night’s game. (彼は、昨夜のその試合についてメディアに話しました)

 

自動詞speak to(〜に話す)

speak to ~ about ...「〜に…について話す」のカタチになっています。

 

6. (S)I (V)leave (M)for Japan (M)tomorrow morning. I’ve had a great time here in London. (明日の朝、日本に向けて出発します。ここロンドンでは本当に楽しく過ごしました)

 

自動詞leave(出発する)に目的地を表現するために、「方向」ニュアンスの前置詞forを用いたものです。leave for+目的地(〜に向けて出発する)

tomorrow morning(明日の朝)

 

7. I got a lot of homework today. (S)It (V)took (O)me (O)three and a half hours! (今日は宿題がいっぱい出たんだ。3時間半もかかったよ!)

 

他動詞take O1O2「O1(人)にO2(時間)がかかる」

itはa lot of homeworkを指します。

 

8. (S)I (V)don’t really know (O)him, but (S)he (V)seems (C)nice. (彼のことはあまりよく知りませんが、良い人みたいですね)

 

他動詞know+目的語(O)himをnot really(あまり〜でない)で否定文にしたものです。

さらに、接続詞but(〜、でも…)で自動詞seem+補語(C)niceを用いた1文をつなげたものです。seem(〜のようだ)は話し手の主観で印象を述べたものです。

 

[2] 

1. (S)My teacher (V)told[×talked] (O1)me (O2)a joke, and I laughed. I didn’t really get it, though. (先生が僕にジョークを言って、僕は笑ったんだ。あんまり意味がわからなかったんだけどね)

 

talk(話す)は自動詞で直接後ろに目的語(名詞)を置けません。

他動詞tellの過去形が正解です。他動詞tell O1 O2「O1にO2を言う」

 

2. (S)He (M)always (V)says[×talks], (O)[ "I have no time to get a haircut.” ] (彼はいつも「髪を切る時間がない」と言っている)

 

相手のセリフを直接目的語として続ける事できるのは他動詞say(〜を言う)でtalkは誤りです。

 

 

Thanks for reading.

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