Hi、皆さん、エビンです。
息子のレアジョブ英会話を横で聴きながら、色んなフィリピン人の発音を耳にします。
中2で帰国子女でもない彼なりにうまくやれていると思いますが、所々、発音のアクセントや抑揚、ポーズなどが気になることがあります。
そうした僕の心配をよそに、講師たちは常に肯定的にうまく流したり受け止めたり、励まし、いい意味でゆる〜い感じで、息子も前向きにほぼ毎日受講をしています。
ふと思ったことを今日は書きます。
ネイティブに時々、このように言われます。
「日本人英語のどこがいけないの?」
特に発音の話ですが、先日も、Evine塾のネイティブ講師にも同じことを尋ねられました。
悪くないんだよなぁ、確かに。
もちろん相手に理解してもらえる許容範囲内の意識は大切ですが、それ以外はその人が話す英語の個性なんですよね。
シンガポールやインド、アイルランド人の英語、僕はどちらかというと苦手ですが、彼らの英語ももちろん英語ですよね。
たいてい、会話の場面では、話のテーマがお互い共有されていますので発音は語彙や文法、身振り手振りで補っていく感じです。わかろうとする、聞こうとする前向きな姿勢があるかどうか、もポイントです。
日本は、幸か不幸か、本当に語学書が充実しています。音声素材もたっぷりです。
いい音に慣れすぎていることもメンタルブロック(物事を否定的にとらえ、自分の意志や行動をストップしてしまう)になっている気がします。
外国人の話し方を参考にするのはとても大切ですが、その通り真似をするのはそもそも無理があります。僕らは日本人だからです。日本人なりの英語の話し方、それもまた今後重要な考え方になってくるんだろうな、と考えています。
スピーキング力の話で、最後に最も重要なことを書いておきます。
「話の中身」です!
contentsに魅力がなければどんな綺麗な英語を話そうが会話としてつまらないものになります。それは日本人同士の日本語の会話でも同じことであり、根本はそこですね。
これは僕自身も常に磨いていくべき課題だと考えていますから特に異業種の方の話に関心を持つようにしています。
人や物事に関心を持ち、それに対する自分なりの考え方が自然と持てること、これは日本ではあまり鍛えられてことなかったことじゃないでしょうか。
うちには小学生と中学生の息子がいますが、学校から帰宅し、「今日、学校どうやった?」
と尋ねると、「うん、楽しかった!」の返事がお決まりなんですが、「どう楽しかった?」と尋ねると途端に話しにくそうにします(笑)
ここは英語云々ではなく大切ですよね。このあたりのことと日本人の英語力の低さは少なからず関係があると感じています。
会話のネタになる本は色々ありますが、オススメを1冊ご紹介しておきます。
「英語の教養」(ベレ出版)
「教養」と聞くと堅苦しいのですが、中身は美術館、博物館にふらりと立ち寄る感じ。カジュアルな感じで楽しめます。
ベレさんから新刊出すから忖度しているわけではなく、
新刊が決まる前から自宅に置いてあったものです(笑)
では今回はこのへんで。
Thanks for reading!