Hi、みなさん、Evineです。
以前にも復習の方法には何度か触れていますが、今回は品詞で文法を整理する話です。
単元ごとの学習だと、応用力はなかなか養われません。
実践的な演習問題を解き始めの受験生の生徒の多くが、単元学習の知識が活かされずに応用問題に撃沈することはよくあることです。数学で言えば解の公式が浮かばないというやつです。用いるべき文法ポイントが発想できず、日本語の感覚で適当に選んで間違えるパターン。
全体を俯瞰的に見ていけるかが大切です。
それを品詞ごとにやってくと便利ですので一例を紹介します。
こんな感じです。
文型と品詞は密接な関係がありましたね。
そして、品詞の働きを具体的にイメージしていく中で、他の文法単元も整理できるわけです。
例えば、「前置詞+名詞」(前置詞句)はこれで1つの形容詞や副詞の働きをし、名詞の働きがない、となります。
なお同じ関係詞でもwhoever(〜する人は誰でも)のような複合関係代名詞は「名詞」の働きをするものなんかもありますので、上表はあくまでも基本として押さえてください。
まずは、この程度のイメージを持っておくことで準動詞でも文構造のどこに使えるのか、位置関係がクリアになってきますので学習効率は大幅にアップします。
不定詞なんぞは名詞、形容詞、副詞と3つの働きをするオールマイティーな表現ですが、この観点がない学習者は不定詞の苦手意識が払拭できないでいます。
意識されていなかった方はぜひご参考ください。
Thanks for reading.
Evineの英語塾で外部受講生を募集しています!お気軽にお問い合わせください。