Hi、みなさん、Evineです。
今日はまた寒くなりました。休校期間ですが、事務的にバタバタしています。普段、レッスンが中心ですので、レッスンがなくなるとこんなにも事務的な仕事が多かったのかと実感。もう少し効率アップできるよう色々と整理をしています。
さて、ここ最近2回リーディングに関する話を書きましたが、今回はそれに関する文法ポイントのご紹介です。
以下の記事をまだお読みでなければまずは先にチェックしてください。
「名詞」+「説明表現」のカタチ
さて、以前にこんな記事を書きました。
名詞を後ろから説明するカタマリ(形容詞節)の話です。
長文読解において、即効性のあるリーディングポイントがこの記事にもある「名詞」+「説明表現」のカタチです。
今回はこのカタチをとる主な文法表現を整理します。
形容詞句
2語以上の意味のあるまとまり(フレーズ)を「句」と呼びますが、以下の3パターンを覚えておくと便利です。
(1) 名詞+前置詞(前置詞+名詞)
(2) 名詞+不定詞(to do)
(3) 名詞+分詞「(a) 現在分詞(Ving) (b) 過去分詞(Ved)」
では例文を確認しましょう。いずれも名詞の説明を後ろの「形容詞句」がしていることを押さえてください。
(1) What's 名詞the difference 前置詞を用いた形容詞句between these two?(この2つの違いって何?)
「前置詞+名詞」のカタマリで前の名詞を修飾。
(2) Who was 名詞the first man 不定詞を用いた形容詞句to land on the moon?(初めて月に降り立ったのは誰でしたか?)
「〜するための(名詞)」という意味の不定詞を用いたカタマリ。
(3-a) 名詞The girl 現在分詞を用いた形容詞句wearing jeans is my sister.(ジーンズを履いている女の子は私の妹[姉]です)
「〜している(名詞)」「〜する(名詞)」という意味の現在分詞を用いたカタマリ。
(3-b) 名詞Fruits 過去分詞を用いた形容詞句sold here are fresh.(ここで売られているフルーツは新鮮だ)
「〜された(名詞)」という意味の過去分詞を用いたカタマリ。
いずれも形容詞句が前の名詞を後ろから修飾しています。
名詞を発信したら、ちゃんとその後ろで、この名詞の話をしているんだよ、と相手に説明をくっつけてあげるイメージですね。
形容詞節
「節」はその中に主語と動詞を持つ2語以上のカタマリで、一見「文」には見えますが、「文」のようにそれだけで存在することはできません。(自立できない)
今回押さえておきたいのは、名詞を説明する形容詞節です。
(4) 名詞(先行詞)+関係代名詞
(5) 名詞(先行詞)+関係副詞
(4) 名詞(先行詞)The guy 関係代名詞whoを用いた形容詞節who broke this chair is my student.(この椅子を壊したやつは私の生徒だ)
「人」を説明する関係代名詞whoを用いたカタマリ。
(5) I don’t remember 名詞(先行詞)the day 関係副詞whenを用いた形容詞節when my dad took me to the beach.(お父さんが僕をそのビーチに連れて行ってくれた日を覚えていない)
「時」を説明する関係副詞whenを用いたカタマリ。
参考までに日本語の語順で解釈した和訳を載せていますが、実際には英語の語順で解釈したほうがいいですね。
(4) その人 / この椅子を壊した人 / 私の生徒
(5) 覚えていない / その日を / お父さんが僕をそのビーチに連れて行ってくれた日を
このような語順で解釈する際に、「名詞」を置いたら「後ろに説明が続く」というパターンが自然に浮かぶとよりスムーズに英文解釈ができるようになるはずです。
次回、演習で整理したいと思います。
Thanks for reading.