Hi, みなさん、Evineです。
今日から3/15(日)までEvineの英語塾は休校です。受験生のみ、入試対策レッスンは継続します。講師は出社しますので、幸か不幸か、時間をもらったのでレッスン再開後の授業準備にしっかりと備えたいと思います。
さて、受験指導を行う中で、すでに主流となっている長文問題が苦手な生徒はとても多いです。今も昔もなんですが、、
厄介なのは長文読解問題の語数が年々増えてきているということです。試験時間はさほど変化してませんので、情報処理スピードの効率化が求められています。
特に500語を越えるとストレスが半端なく襲ってくるようです。英語に苦手意識がある生徒は300語程度の文字量で拒否反応です。下記の記事によると、ネイティブの平均的な読解スピードは1分間で300語ですから1分あれば読めてしまうものは長文とは言えないのですが、、
長文読解のスピードを上げるために参考になるのがwpm(=words per minute)です。
1分間に読んだり話したりできる単語数を表したものです。
(文章の単語総数 ÷ 読むのにかかった秒数) × 60=wpm
例えば500語の文章を5分で読んだ場合、500語÷300秒×60=100wpmとなります。
上のサイトによるとThird-grade students(小学3年生)でも150wpmですので、かなり遅いということになります。ちなみにEight grade students(アメリカでは中2に相当)で250wpm(500語を2分で読むスピード)です。
現実的には、日本の中学生は100wpmでも良い方ではないでしょうか。
この指標を使えばどんな長さの文章でも同じ基準でスピードを測定できますが、次のサイトでは、実際にwpmを測ることができます。
Speed Reading Testの下にある長文を自分の理解が追いつく(頭の中で情報が処理できる)程度のスピードで読み進めてください。
[Start]ボタンを押して、読み終えたら最後に[Done]ボタンを押すと、結果Speed reading resultsが表示されます。よろしければ確かめてください。
明日改めて、英文の読み方の話を書きたいと思います。
Thanks for reading.