エビンズワーズ

ロングセラー著者であり英語塾を主宰する講師エビンの英語情報&英文法学習ブログ *叱咤激励、ご質問、ご相談など、ご自由にコメント欄に残してください。

現在分詞Vingの話

Hi, みなさん、Evineです。

 

先日、Vingのパターンの話を書きました。

evine.hatenablog.com

 

今日は、改めて名詞を修飾する現在分詞の話をしたいと思います。

 

 

現在分詞Vingでよくある誤用例

現在分詞は、中1の2学期あたりで学習する進行形「be動詞+動詞のing形」の「-ing」の部分を指します。なので、今回の現在分詞を用いるにあたり、進行形と混同する生徒さんはとても多いですね。

 

試しに、次の「-ing」を用いた並べ替えにチャレンジしてください。

 

[  carrying / is / the man / the books ] my brother.

 

正解は

The man is carrying the books my brother.

ではなく、

The man carrying the books is my brother.(本を運んでいる男の人は私の兄[弟]です)

ですね。

 

be動詞があると条件反射的に「be動詞+-ing」の語順にしないように注意したいものです。進行形と現在分詞を使用する目的はそれぞれ異なります。

 

現在分詞Ving =名詞の説明

 

前置きがちょっと長くなりましたが、本題です。

現在分詞を何のために用いるのか、名詞に説明を加えたいからです。

名詞を修飾するのが現在分詞、つまり「現在分詞=形容詞」です。

 

先ほどの例文で考えますと、

名詞The man(その男性)に対して、その男性が「誰を指しているのか?」を現在分詞の表現carrying the books(本を運んでいる)があることでより具体的に相手に伝えることができます。とても便利です。

 

現在分詞がないとき
There’s a guy. (男の人がいるよ)

現在分詞があるとき
There’s a guy waiting for you. (あなたを待ってる男の人がいるよ)

 

現在分詞の位置と解釈

 

位置

現在分詞は名詞を修飾する形容詞と同じ働きをするため、名詞のそばに置きます。

 

  • Ving+名詞
  • 名詞+Ving+α

 

現在分詞1語の場合は、普通の形容詞のように名詞の前ですが、waiting for youのように2語以上のカタマリになった場合は名詞の後ろに置きます。

 

解釈

現在分詞は(1)「〜している(名詞)」と(2)「〜する(名詞)」の2つでだいたい解釈はカバーできます。

 

ただし、(1)の意味では「名詞+現在分詞の表現(Ving+α)」の語順で、現在分詞が後ろから名詞を説明するカタチが基本です。現在分詞1語で名詞の前に置く場合は基本的に(1)「〜している」と訳しません。例外はありますので後のクイズ解説を参考にしてください。

 

barking dogsの意味は?

 

「吠えている犬」ではありません。

 

前に置かれる現在分詞は名詞のタイプを分類するために用いるため、色んなタイプのdogsと分類区別するために、現在分詞barkingで「吠える」タイプであることを示します。

 

  • Barking dogs seldom bite.「吠える犬は滅多に噛まない」

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ではworking mothersは?

(×)「働いている母親」(○)「働く母親」ですね。

 

名詞の前に置く現在分詞は(2)「〜する」で訳すのが基本です。

 

 

現在分詞の並べ替えクイズ

文意を推測しながら、また名詞と現在分詞の位置関係に注意して英文を正しく並べ替えましょう。

 

1. I [ a guy / the same / met / wearing / hat ] as me.

 

2. The fire fighter [ house / into / went / burinig / the ].

 

3. I [ could / a card / that / received / get / saying / I ] 50 percent off my next order, but there were no codes on it. 

 

4. [ running / are / between / buses / there / some ] the station and the stadium.

 

5. This course [ for / studying / is / in / foreign students ] Japan. 

 

6. [ speaking / too fast / the man / is / talking / French ].

 

答え合わせ

1. I met a guy wearing the same hat as me.(僕と同じ帽子を着ている人に出会ったんだ)

名詞a guyを後ろから現在分詞wearingの表現が説明したものです。*the same ~ as ...(…と同じ〜)

 

2. The fire fighter went into the burning house.(燃えている家にその消防士は入っていきました)

人や生き物ではなく、モノを説明する場合は「〜している」と解釈しても構いません。*go into(〜の中に入っていく)

 

3. I received a card saying that I could get 50 percent off my next order, but there were no codes on it. (次回50%オフで購入ができると書いてあるカードを受け取ったんだけど、何もコード[記号、番号]が記載されていなかったんだよね)

名詞a cardがどんなカードなのかを説明する現在分詞の表現saying that ...(…と書いている)です。


4. There are some buses running between the station and the stadium.(駅とスタジアムの間を走るバスがあります)

There are+複数名詞(〜がある)。この名詞を後ろから説明する現在分詞runningです。ここでは「普段〜する」という解釈の方が自然です。*between A and B(AとBの間)

 

5. This course is for foreign students studying in Japan. (このコースは日本で勉強している外国人の学生たちが対象です)

A is for B(AはBのためにある)。名詞foreign students(外国人の学生たち)を後ろから説明する現在分詞の表現studying in Japan(日本で勉強している)です。

 

6. The man speaking French is talking too fast.(フランス語を話している男性は喋るのが早すぎます)

元々はThe man is talking too fast.です。主語である名詞The manに対して、現在分詞の表現speaking French(フランス語を話している)がくっついていると考えます。The man is speakingとはしないように注意してください。

 

文法的には

The man talking too fast is speaking French.とできますが意味的に不自然です。

 

 

いかがでしたか?今回は全問正解で合格です。

名詞を説明するVingの位置は最初は難しく感じますが、慣れてくるととてもシンプルです。気になったVingは積極的に調べて位置感覚に早く慣れてください。

 

evine.hatenablog.com

 

Thanks for reading.