Hi, みなさん、Evineです。
今日は振替休日ですね。ですが、私の教室は通常営業ですので平日気分です。
さて、職業柄、英語に関して日々色んな質問を頂戴します。
「生徒さんからの質問=生徒の伸びしろ」(そこを何とかすれば学力が伸びる)ですから、それは宝の情報であるとセミナーでもよく話してるんですが、時々、これはグーグル検索一発情報だろう、と思うことも正直あります。
そこで、実際の生徒さん(初心者レベル)が知らなかった調べ方を今回は整理してシェアします。英語学習で役立つものが基本ですが、ご参考ください。
Googleキーワード検索
キーワードを入れてのグーグル検索をしている方は多いと思いますが、少しの工夫でもう少し求める情報にたどり着く精度は高まります。
2語以上のフレーズは” ”で囲む!
text you when(〜のとき、携帯でメールを送る)をこのままの語順で完全一致させて検索したい場合は引用符の記号「“ ”」(ダブルクオーテーション)で囲んで検索します。
“text you when”
これで、次のような例文が出てきて、「終わったら〜」「着いたら〜」と一緒に用いるということがわかります。
- I'll text you when I'm done.(終わったらメールします)
- I'll text you when I get there.(そこに着いたらメールします)
表現の比較にも便利
「週末の予定」のような未来の表現は話し方が様々です。
例えば、be going toまたは進行形で予定を尋ねる場合、どちらの表現がよく使われたいのかもダブルクオテーションで検索すれば明確です。
“What are you going to do at the weekend?” 198,000 件
“What are you doing at the weekend?” 1,420,000 件
いかがでしょうか。進行形で表す未来の表現“What are you doing at the weekend?”が圧勝でした。現在進行形で表す未来の表現については過去の記事をご覧ください。
語句と語句の間に入る語句を知りたいときは * を入れる!
例文では"at the weekend"で週末を表しましたが、実際にはthe weekendの前にどんな前置詞を入れるのか迷う場合がありますね。
そのような場合に便利な検索方法があります。
What are you doingとthe weekendの間に星印の記号「 *」(アスタリスク)を入れて検索します。
“What are you doing * the weekend?”
星印記号「*」 は何かしら不特定の語が1つ以上入るという条件を設定します。またひとかたまりのセンテンスとして出てくるよう、ここでも「“ ”」で囲みました。
次のような週末に関する表現がヒットしました。ついでにヒット件数も確認しましたが、atとonが優勢ですね。atは主にイギリス英語、onはアメリカ英語の傾向があります。
- at the weekend 1,420,000 件
- on the weekend 1,390,000 件
- over the weekend 369,000 件
- for the weekend 138,000 件
どんな前置詞を入れればいいかわからないときや、語句と語句、文(節)と文(節)をどのようにつなげればいいかを確認したい時は、ぜひこの方法を試してみてください。
ちなみに、人気(?)のないfor the weekendがより活用できる表現を調べるために、"What * for the weekend?"で検索しました。
"What's your plan for the weekend?" 825,000 件
"What are your plans for the weekend?" 694,000 件
面白いですね、「週末の計画は何?」と尋ねる場合にはfor the weekendがよく使われます。atやonはほとんどヒットしません。やはりforは「〜のための」という感覚で「週末のための」「週末に向けての」計画というフレーズの相性がいいのでしょう。
単語のイメージが掴めない場合はGoogle画像検索
辞書で意味を調べても理解しづらい場合、Googleの画像検索がとても便利です。Google検索窓に調べたい英単語を入力し、検索窓の下に「画像」というタグがあるのでそれを押して検索すればOKです。
例えばtallとhighですが、辞書にも両者の違いは載っていますが、それと併せてイメージも確認しておくと説明がよりクリアになります。
同じ「高い」という響きですが、tallは人の背の高さを表す感じで、キリンなど地面から頭がハッキリしているイメージで、一方、highは圧倒的に山や高層ビルの画像が多くヒットします。つまり、tallは「地面から高い位置」(地面から伸びているイメージ)でhighは「高い位置」(地面から上方へ離れているイメージ)であることが画像検索でつかめます。
調べる最強のツール「辞書」
さて、みなさんはこの1週間で辞書は何度引きましたか?
ある高校生がある動詞の使い方で悩んでいたので、辞書引いたら一発でわかるよと、辞書を貸してあげたのですが、衝撃的な調べ下手、、あまりの不慣れさに、これはいかんと、生徒たちにはもうちょっと調べ上手になってもらいたいですね。
Google同様、常にネットに接続されているような時代、やはりオンラインで引ける辞書はとても便利です。私は紙辞書も時間に余裕があるときは活用しますが、8割はネット検索です。
豊富な用例が嬉しいWeblio辞書
初心者の方にオススメ度No.1です。
どんどん快適に便利になってきました。とにかく情報量が豊富であり、それでいて調べやすいのがいいですね。
初めての英英辞典はロングマン
英英辞典としては、初心者向けオススメ度No.1です。引けばわかります。比較的易しいロングマン現代英英辞典のための定義語彙2000語に絞って語義が作成されているため初心者にフレンドリーな辞典です。
ロングマン英英辞典を利用するためには以下のサイトで紹介されている単語は少なくとも理解しておかなければなりません。日常会話でも必要なものばかりですのでこれを機に覚えてしまってもいいですね。
定義語彙2000語リスト
The Longman Defining Vocabulary
Thanks for reading.