Hi、皆さん、エビンです。
今日の神戸ですが、台風2号による大雨警報で子供たちは休校で自宅待機です。子供たちがいると、騒がしいんだけども、やっぱり落ち着きます。
それにしても久しぶりの更新です。
春から3ヶ月間の新入社員の講師研修が始まり、色々と僕の考え方をシェアするため何かとバタバタしていましたが、ようやく落ち着いてきました。
また少しして夏期講習前の面談と講習準備に取り掛かります。
さて、大雨の今日は、英文解釈クイズです。
以前にthatづくしのクイズをUPしました。
今回はhadづくしにチャレンジです。
James while John had had had had had had had had had had had a better effect on the teacher.
ご存知の方も多いと思いますが、やばいですね。
hadが11個です。こういうのセミナーで披露するのは大変です。噛みますから。
見た目的にこのままでは解釈できませんので、引用符(" ")や句読点「 , 」「 . 」をつけて考えてください。
はい、これでどうでしょうか?
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James, while John had had "had," had had "had had." "Had had" had had a better effect on the teacher.
見やすくなりましたね。まさか、ピリオド( . )を用いるとは!って感じですね。
もちろんこれは日常会話で話すようなものではない、単なる言葉遊びですが、文構造を考えること、引用符と句読点の重要性や価値を感じることができる例文です。
英文解釈のスタートは、SとVを見抜くということ、Vはどんな時制が使われているのかを考えることが大切です。
(S)James, (M)[接続詞while (S')John (他動詞・過去完了形V')had had (O)"had,"] (他動詞・過去完了形V)had had (O)"had had." (S)"Had had" (他動詞・過去完了形V)had had (O)a better effect (M)on the teacher.
主語はJames、John、そして"Had had"です。それに対する動詞は、他動詞haveで、それをすべて過去完了形「had+過去分詞(ここではhave→had)」にしたものです。
接続詞while SV(Sが…する一方で)は対比を示します。
*have a good effect on ~(〜に対して良い影響・効果がある)で、形容詞goodを比較級betterにしたもの。
では日本語訳例です。
「ジェームズは、ジョンが"had"を使ったのに対し、"had had"を使いました。
(ジェームズが使った)"had had"の方がその先生には好印象でした」
*他動詞haveは「〜を使う」で訳しています。
雨の日はまったり英文解釈(精読)もいいですね。
今年に入ってから拙著「Mr. Evineの中学英文法を修了するドリル」(アルク刊)が絶好調です。色んな書店さんで平積み・面陳列いただいており、書店スタッフの皆さん、読者の皆さん、アルク営業チームの皆さんに感謝です。
先日、訪問した
さん、いつもありがとうございます。
YouTubeでもご紹介いただいています。
Thanks for reading.