Evine's Words エビンズワーズ

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中学英文法の復習 #24 関係代名詞の表現

Hi、皆さん、エビンです。

 

いよいよ、今回と明日でこの中学英文法の復習シリーズ完結です。

それでは、関係代名詞の基本を復習していきましょう。前回の内容も要チェックです。

 

 

関係代名詞

これまでに名詞を修飾する様々な形を学習しましたが、今回は名詞に説明文を加える関係代名詞をチェックします。前回の分詞と異なり、英文の形で名詞を修飾しますので、より複雑な描写が可能になり表現の幅が広がります。

 

例題Q.1

文法的に適切なものを1つ選び、英文を完成させましょう。

(1)  I don’t read books ( they are / who are / that are ) longer than 100 pages.

(2)  I have a friend who ( wants / want ) to meet you.

 

主格の関係代名詞who/that[which]+動詞 ...

(1) 複数名詞booksは「あらゆる本」を指し、話し手は「読書をしない人」を意味します。もし違うのであれば「どんな本」に限っての話なのかを示す英文が必要です。それが関係代名詞を用いた英文(関係代名詞節)になります。

 

主節: I don’t read books. 説明文:主語They[=The books] are longer than 100 pages.

 

説明を受ける名詞booksを先行詞と呼び、先行詞と意味上イコールになる説明文の主語Theyを関係代名詞にします。あとは「先行詞+関係代名詞節(関係代名詞+英文)」の語順にすれば完成です。

⇒ I don’t read 先行詞books 関係代名詞節[関係代名詞(主格)that[which] are longer than 100 pages].

 

関係代名詞は先行詞の説明文を導く接続詞的な役割をし、先行詞の種類や関係代名詞自体の役割で使い分けます。今回は説明文中の主語の役割をしているため主格の関係代名詞と呼びます。

 

先行詞の種類

主格の関係代名詞

whoまたはthat ※whoはより一般的で自然。

人以外

thatまたはwhich ※thatはより口語的

 

普通の代名詞theyは、先行詞につながる働きがなく誤り、関係代名詞whoは「人」を示す先行詞に対して用いられますのでこれも不適切です。残った関係代名詞thatが正解でした。

 

Q.1 (1)正解:I don’t read books that are longer than 100 pages.(100ページ以上の本は読みません)

 

関係代名詞節内の動詞の形

(2) 問題(1)の解説より、先行詞a friendと関係代名詞whoはイコールですから、whoを一度a friendに戻せば、whoの後ろの正しい形は判断できます。a friend[←who] wants to ...

a friend = heまたはsheですから3人称単数現在形wantsが正解でした。

 

Q.1 (2)正解:I have a friend who wants to meet you.(あなたに会いたがっている友人がいます)

 

例題Q.2

カッコ内の語を文法的に正しく並べ替え、自然な英文を完成させましょう。

(1)  Is there anything ( bring / that / need / I / to )?

(2)  I still remember ( in / met / people / New Zealand / the / I ).

 

目的格の関係代名詞who/which/that+主語+動詞

(1) 代名詞anythingの説明文となる関係代名詞節の語順がポイントです。

主格の代名詞Iがあるため、Q.1で学習した主格の関係代名詞ではありません。今回は目的語が関係代名詞になったパターンです。

 

先行詞anything関係代名詞節[目的格の関係代名詞that I need to bring]

 

関係代名詞節になる前の英文はI need to bring 目的語somethingです。この先行詞anythingとイコール関係になっている目的語somethingが目的格の関係代名詞thatになります。「先行詞+目的格の関係代名詞+主語+動詞」の語順がポイントです。「関係代名詞節=先行詞(名詞)の説明文」ですから両者のつながりを意識してください。

 

Q.2 (1)正解:Is there anything that I need to bring?(何か持参する物はありますか?)

 

目的格の関係代名詞の省略/ 主格と目的格の違い

(2) 主格の関係代名詞と異なり、目的格の関係代名詞は省略が可能であり、むしろそのほうが自然です。

 

Q.2(1)も次のように省略が自然。

(◎)Is there anything I need to bring?

 

主格と目的格の関係代名詞節内の違いは下表で整理してください。主格の後ろは動詞、目的格の場合は、主語と動詞が続くのが特徴です。

 

主格の関係代名詞

先行詞+関係代名詞(who/which/that)+動詞

目的格の関係代名詞

先行詞+省略が自然[関係代名詞(who/which/that)]+主語+動詞

 

では、Q.2 (2)の構造ですが、I met 目的語them[=the people] in New Zealand.の下線部を目的格の関係代名詞で言い換え、さらに先行詞の後ろで省略されたパターンになっています。目的格の関係代名詞が省略された場合、関係代名詞節の目印が見えなくなり、普通の英文との区別が難しくなりますが、下の例文のように目的語の有無で判断してください。

 

普通の英文: I remembered I had 目的語a dental appointment today.(今日歯医者の予約をしていたのを思い出しました)

 

普通の英文では、上の例文のように主語や目的語などが揃った完全な英文が続きます。一方、関係代名詞節の場合は主語目的語がそれぞれ脱落した不完全な英文が続くことを押さえておきましょう。

 

普通の英文との違いは、関係代名詞節は主語や目的語が抜けた不完全な英文であること!

 

Q.2 (2)正解:I still remember the people I met in New Zealand.(ニュージーランドで出会った人たちのことを今でも覚えています)

 

発展クイズ

次の英文の文法的な誤りを訂正しましょう。

There’s nothing else you can do it.

 

結論から、この英文の構造をチェックしましょう。

There's 先行詞[nothing else]
+目的格の関係代名詞[that]+you can do.

 

目的格の関係代名詞が省略された英文であることがポイントでした。


先行詞nothing elseを説明するyou can do itのitが関係代名詞thatに代わり、かつ省略されたパターンになっています。

 

つまり、他動詞doの目的語は関係代名詞that(問題では省略)で文法的に言い換えられているため、itは余分で、これを削除すれば正解です。


 

正解:(誤)do it (正)do

There’s nothing else you can do.(他にあなたが出来ることは何もありません)

 

関係代名詞は過去の記事でも色々と解説していますのでぜひお読みください。

 

evine.hatenablog.com

 

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僕が主宰する「Evineの英語塾」で冬トレの準備が着々と進んでいます。

すでに高3生の推薦入試は始まっていますが、特に受験生のフォローは抜かり無く全力を尽くします。オンラインでのレッスンも可能ですので、お気軽にご相談ください。

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