Hi、皆さん、エビンです。
もう金曜日ですか、早いものです。
と言っても土曜日も仕事なので、まだ週末気分ではありません〜もう一踏ん張りです!
では昨日に続き、コア英文法の運用力を試すクイズです。
今回のテーマは名詞です。
Q. 「場面」を考え、自然な表現を1つずつ選び、英文を完成させましょう。(b)は冠詞が不要な場合は X を選んでください。
I don’t drink (a)[ beers / beer / a beer ], but I feel like (b)[ a / × ] nice ice-cold beer tonight.
名詞は、その状況に合わせて、「可算」(数えられる)か「不可算」(数えられない)かを検討しなければなりません。
「可算」扱いであれば単数形または複数形、「不可算」扱いであれば原形で構いませんが、theの有無は考えなければなりませんね。
名詞と冠詞の組み合わせの基本パターンだけでもこれだけの組み合わせ方があります。
- a/an/the+単数名詞(可算名詞) …a dog/ an iPad/ the dog
- 無冠詞+複数名詞(可算名詞) …dogs/ iPads
- the+複数名詞(可算名詞) …the dogs
- 無冠詞+名詞の原形(不可算名詞)…water
- the+名詞の原形(不可算名詞) …the water
名詞については、過去記事でも色々と扱っています。
では、クイズの正解です。
I don’t drink (a) beer, but I feel like (b) a nice ice-cold beer tonight.([普段は]ビールを飲まなけど、今夜はキンキンに冷えたビールを一杯やりたい気分だ)
(a) は特定のビールではなく、ビール全般の話で、かつ「ビール=液体」はまずは「不可名詞の扱い」と考えるため冠詞は不要ですし、原形beerのままでOKです。
(b)の場合は、特定の話で「一杯」グイッとやる状況です。その場合は「具体性」がUPするため「可算扱い」となり、単数形か複数形かになります。beerにはsがないため単数形と考え、どのビールかまでは言及していない中で、とりあえず「ある一杯のビール」という感覚でa beerが正解。間に形容詞ice-cold(キンキンに冷えた)を置いたものです。
同じ名詞beerでも場面で異なることがポイントでした。
常に状況も考えるのがコア英文法の運用です。
今日は例文にピッタリの写真を見つけました。
沖縄の瀬底で、グイッとやったキンキンに冷えたオリオンビール。
Thanks for reading!