Hi, みなさん、エビンです。
今日は外部の専門学校エアライン科での前期最後のオンラインレッスンです。
と言っても、早速、来週から後期が始まるので切り替えの感覚はありませんが。
さて、今日はエアラインの生徒たちの誤用例をシェアします。あえて日本語は省略しましたので意味を推測し文法的に正しく言い換えてみてください。
誤用例クイズ
(1) I this hat in look how do?
(2) What do you want to kind of try Japanese food?
(3) I want you talk to more.
(4) I was cooked sushi yesterday.
(5) I will going to Kyoto next week.
(6) She has really big a house.
(7) Important is very security.
(8) The sales are going really up.
答え合わせ
(1) I this hat in look how do?
(正解)How do I look in this hat?「この帽子姿どう?」
look+形容詞(〜に見える)の「形容詞」部分を疑問詞Howで尋ねたものです。
Howは印象を尋ねることができます。
前置詞+名詞。
このinは「着用」を表現できますのでin this hatで「この帽子をかぶって」という意味になります。
(2) What do you want to kind of try Japanese food?
(正解)What kind of Japanese food do you want to try?「どんな日本食を食べてみたいですか」
疑問形容詞What+名詞kind of Japanese foodの語順(カタマリ)です。
*kind of(〜の種類)
want to+動詞の原形(〜したい)
このtoは不定詞で後ろは動詞の原形。
(3) I want you talk to more.
(正解)I want to talk to you more.「あなたともっと話したいです」
talk to+人を示す名詞(〜と話す)
want 人 は後に「to+動詞の原形」が続き「(人)に〜してもらいたい」という表現を作ります。
(4) I was cooked sushi yesterday.
(正解)I made sushi yesterday.(昨日、寿司を作りました)
受け身「be動詞+過去分詞」(〜される)を学習すると必要のないところで自然と受け身にしてしまう生徒が多くなります「(主語)が〜する」であれば能動態です。
cookedは過去形のつもりで、「しました」の部分をbe動詞の過去形wasで表現したという生徒も多いです。
また、火を通さない料理は基本的にmakeを用いるのが自然ですので、makeの過去形madeとしました。
(5) I will going to Kyoto next week.
(正解)I'm going to Kyoto next week.「来週、京都に行く予定です」
何やら混ざってしまった誤りです。
来週の予定は普通にgo to Kyoto(京都に行く)の現在進行形で表現できます。
「今、来週行くことにした」とその場の決断であれば I'll go to Kyoto next week. にします。
(6) She has really big a house.
(正解)She has a really big house.「彼女はほんとに大きな家を持っています」
「冠詞+副詞+形容詞+名詞」の語順です。
副詞reallyが形容詞bigを、形容詞bigが名詞houseを修飾する流れです。
(7) Important is very security.
(正解)Security is very important.「セキュリティーはとても重要です」
SVC「SはCだ」の文型で考えると簡単です。
S = 名詞ですから名詞securityを文頭にSとして置きます。
(8) The sales are going really up.
(正解)The sales are really going up.「売上はほんとに伸びています」
go up(上がる)はこれで1フレーズですので、この間に無理やりreallyを置くのは不自然。
副詞reallyは現在分詞の前に置きます。
以上です。
1語1語ぶつ切りで学習するのではなく2語以上のフレーズで学習するとより自然な英語を理解できるようになります。また文型と品詞の知識も大切ですね。
Thanks for reading.