エビンズワーズ

ロングセラー著者であり英語塾を主宰する講師エビンの英語情報&英文法学習ブログ *叱咤激励、ご質問、ご相談など、ご自由にコメント欄に残してください。

冠詞の使い分けQuiz

Hi、みなさん、Evineです。

 

今回は、冠詞の使い分けQuizです。

基本ポイントは昨日の記事をご覧ください。

 

evine.hatenablog.com

 

 

冠詞の使い分けQuiz

 

[1] 適切な表現を選び、自然な英文を完成させましょう。*(3)は日本語を参考にしてください。
1. Cartoons are not always for [ children / a child ].
2. I met up with [ an / some ] old friends there.
3. [ The / Some ] students were very rude to us.(私たちにとても失礼な生徒もいました)

4. What did you do with [ a / that ] money? ―Well, I spent [ all the / all ] money on Cup Noodles.

 

[2] 日本語の意味を参考に、(  )に適切な冠詞a/an/theを入れて自然な英文にしましょう。無冠詞の場合は、×印を書きましょう。
1. 「ボブ、サラダを取って。―どうぞ」 Bob, pass me (     ) salad, please. ―Here you go.
2. 「伝言をお願いできますか?―もちろんです」Can you take (     ) message? ―Sure.
3. 「だから飛行機って僕は好きじゃないんだよ」 That’s why I don’t like (     ) airplanes.
4. 「そんな話があるのは聞いたことがありません」 I’ve never heard of (     ) story.

 

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答え合わせ

[1]
1. Cartoons are not always for children. (漫画がいつも子供たちだけのためにあるとは限りません)

文意を考えると、1人の子供にだけ当てはまる話をしているわけではなく、子供全般の話と考えるのが自然です。可算名詞child(子供)の一般論は「無冠詞+複数名詞」で表現します。


2. I met up with some old friends there. (そこで何人か古い友人に会ったんだよ)

名詞の数に注目してください。複数形friendsの時点でa/anはNG。数字としてはa/an = oneですから数が合いません。消去法で今回は形容詞some(いくつかの)が正解。a/anは何でもいいので何か1つを指しますが、someは2つ以上の不特定のカタマリを指します。今回であれば相手も知っている特定の友人ではなく、漠然と何人かの友人をまとめて表現したものです。※meetの口語表現meet up with …(…と会う)


3. Some students were very rude to us.(私たちにとても失礼な生徒もいました)


形容詞some+名詞を主語にした場合、「…な人(物)もいる」と解釈すると自然です。※be rude to+人(…に対して失礼)


4. What did you do with that money? ―Well, I spent all the money on Cup Noodles.(あのお金はどうしたの?―えっと、カップヌードルに全部使っちゃったんだ)


10 cents(10セント)や20 dollars(20ドル)のように具体的な貨幣単位であれば、数えられますが、こうしたものを総称するmoney(お金)は漠然としたもので不可算扱いです。不可算名詞にa/anは使えませんので消去法でthatが正解でした。

 

all the+名詞で「特定の名詞のすべて」を意味します。ここでは最初に言及している特定のお金ですから定冠詞theを用いた形が自然です。

※この前置詞with(…に対して)は「関連」を表現したもの。

※他動詞spend O on ~(~にO[お金]を費やす)

 

evine.hatenablog.com


[2]
1. Bob, pass me the salad, please. ―Here you go.


「どのサラダ」のことかはお互いに理解している状況では、特定ニュアンスのtheを用いるのが自然です。※Here you go.はHere you are.(はい、どうぞ)の口語表現。


2. Can you take a message? ―Sure.


こうした会話の場面では、相手はメッセージ内容は知らないのが自然ですから、不特定ニュアンスのaが正解です。the messageはthat message(あのメッセージ)と言っているようなもので、「すでにご存じのあのメッセージ」のような不自然な響きになります。


3. That’s why I don’t like (×) airplanes.  


飛行機全般を指した一般論の表現「無冠詞+名詞」です。可算名詞の場合は不特定多数の意味で複数形airplanesにします。

※That’s why+英文(そんなわけで~だ、だから~だ)と前文の理由を説明する表現。日常生活でよく用いられます。That’s why I’m here.(そんなわけでここにいるの)


4. I’ve never heard of the story.


「そんな話」という文意から情報共有できていることを示唆するtheが自然です。theの基準として、theの仲間である指示代名詞that(あれ)で大げさに言い換えても、文脈上まだ自然に聞こえる場合は、theが自然であると1つの判断材料になります。

※hear of …(…の存在を聞く)

 

 

たかだか小さな単語の冠詞ですが、この中に詰まっている情報価値は高いです。冠詞をうまく使い分けることで、円滑な意思疎通ができるわけですね。一朝一夕にはマスターできませんが、基本ルールをまずは意識することから始めましょう。

 

Thanks for reading.

 

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