Hi, 皆さん、Evineです。
2019年、最後の更新です。
振り返ると今年も色んな生徒たちや仕事との出会いがありました。
特に英検対策希望者がこの1年で増えました。小学生から高校生まで幅広く。
試験に受かるための学習は勧めませんが、努力の証が欲しい、実際に使える運用力の向上のための利用であれば大いに歓迎です。
今月最後の東京出張では、原点回帰となる有意義な打ち合わせの機会を得ました。
定番の土産もオリンピック色が強めでした。
出張はセミナーではなく、新刊の企画の打ち合わせでした。
今回の打ち合わせでは、人生で初めての書籍出版に携わってくださった編集、営業スタッフの懐かしい面々が勢ぞろいしました。
書籍や雑誌を合わせると20冊以上執筆してきましたが、良くも悪くも執筆に慣れが生じます。不慣れだからこそ、試行錯誤していく作業への集中力は高まるものですが、この数年は執筆が仕事になっていました。
私が本を初めて出版したのが12年前の2007年です。
「Mr. Evineの中学英文法を修了するドリル」です。
今でこそ「やり直し中学」系やドリルに最適なB5判型は珍しくありませんが、当時として珍しく、拙著シリーズがそのジャンルの走りだという自負はあります。
当時はやり直し中学英語系も少なく、書店にも中々置いてもらえない判型、かつ実績もない無名ライターの書籍で営業さんの苦労は大変なものだったと察しますが、結果的にシリーズ累計50万部に近づいて参りました。書籍が1万部売れる確率は1、2割程度だと耳にしたことがありますが、長年にわたり、ご愛読いただいている読者の皆さんには感謝しております。
そんな初の書籍が書店に並んだ時ですが、実は日本におらずニュージーランドにいましたので出版したという実感は全く湧きませんでしたが(笑)
さて今回、当時の編集・営業チームが集まったことで、当時自分がこだわっていた100人の読者がいたら100通りの伝え方を1冊の書籍に含めたいという想い、懇切丁寧に執筆をする気持ちの高ぶりをとても感じました。
もちろん、いずれの書籍も常に最大限の努力を惜しまず執筆をしてきましたが、2020年は「慣れ」をいい意味で無くし、仕事に対する姿勢を改め、より一層「質」を向上させたいと考えています。
来年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。
良いお年をお迎えください。
Thanks for reading.