Hi, みなさん、Evineです。
今日はハロウィンですね。
前回の記事で未来の話を表すカタチを整理しました。
未来の話は表現方法が様々ですから、もう少し整理をしたいと思います。
場面に合わせた未来の表現クイズ
レストランで店員さんがオーダーを取りに来た場面です。自然な返答を1つ選びましょう。
The waiter: Are you ready to order?
The man: Yes. [ I have / I’m going to have / I’ll have ] bacon, avocado cheeseburger with fries, thanks.
まず、現在形のI haveは習慣として普段食べているものを示すのが基本ですから今回のような自分の意志を伝える特定の場面では不自然です。
be going toとwillですが、結論から言えば、レストランやお店などでの注文や買い物では、その場でとっさに決めたという響きのあるwillを用いた言い方が無難です。正解はI’ll haveでした。
be going toは前から個人的に決めている予定で、店側の都合を考えずに主張しているような響きになり、社会の場ではふさわしくありません。もちろん、友人同士の会話であれば、前からこの店のこれを食べようと思ってたんだ、といった気持ちでI’m going to have …でも自然です。
The waiter: Are you ready to order?(ご注文はよろしいでしょうか)
The man: Yes. I’ll have bacon, avocado cheeseburger with fries, thanks.(はい。フライドポテト付きのベーコン・アボカド・チーズバーガーをお願いします)
未来の表現の用法一覧
少し画像が荒く見づらいのですが、ポイントを整理しました。
強い意志を示すwill
これから先の事実を述べるwillですが、話し手の中で「確実にそうなる」「自然の成り行きできっとそうなる」と思っている事柄を表現します。
- She will be 40 in May.(彼女は5月で40歳になるだろう)
- It will be warm today.(今日は暖かくなるでしょう)
ちなみに、事実の用法なのか予測の用法なのか、は文脈で判断しますので正確な区別には引き続き経験が必要です。
予定感覚の違い be going to vs. be V-ing
- (1) Are you going to join our team tomorrow?(明日、私たちのチームに参加するつもりですか)
- (2) Are you joining our team tomorrow?(明日、私たちのチームに参加することになってますか?)
英文(1) 「Are you going to …?」(…するつもりですか、…する予定ですか)は相手の個人的な予定をストレートに尋ねる響きがあります。一方、英文(2) 現在進行形を用いた「Are you V-ing …?」(…することになっていますか)は英文(1)のbe going toとほぼ同義ですが、一歩状況が進んでいる感じで、準備が完了している響きがあります。準備を整えた段階であるのがポイントです。
以上、少し整理してみました。
未来の表現は話し手(書き手)の感覚や場面により変化するため、一度はポイントをある程度は理解した上で、後は色んな英文に触れて感覚の違いを経験で理解を深めていく必要があります。
Thanks for reading.