Hi, みなさん、Evineです。
朝晩はほんとに冷えてきました。そろそろ冬期講習の中身の準備を始めなければなりません。毎年、秋冬は一気に過ぎ去る感じです。
さて、講習前の面談で親御さんからよくリクエストされるのが、
英語の勉強の仕方の指導です。
なぜ、学生なのに勉強方法がわからないのか?
結局は、
勉強した経験値が圧倒的に足りてないというのが根本の原因です。
勉強してれば、自分に適した勉強方法を自分で探し情報に辿り着けるようになるものです。
英語の勉強の仕方
英語の勉強の仕方ですが、私のアドバイスはシンプルです。
- 問題集を解くこと
- それを復習し、著者の解説をチェックすること
問題集にはそれぞれの著者の「本書の使い方」ページに、まさに勉強の仕方が載っています。拙著「Mr. Evineシリーズ」にも載せてあります。
勉強の仕方がわからないと悩んでいる暇があれば問題集を解くことです。
勉強の仕方も復習の仕方も目的が違うだけでやることはほとんど同じです。
復習については、前回の記事も参考にしてください。
ここまでで、言いたいことは基本的に終わっちゃったんですが、、
流石に短いですね。
もう少し具体的に整理しておきましょう。
(1)学校のワークを解く
これがもう基本ですね。学校ワークなしでテスト対策はできません。
ただし最初から書き込んでいたりテスト1週間前にやるなんていうのはNGです。
毎日ノートにやって3周目に直接書き込んで丸付けしてワーク提出です。
テストで平均取れない生徒のほとんどがテスト1週間前にワーク提出のためだけに直接書き込んでいます。何の修行ですか、これは。身につかない作業は、やる価値がありません。
(2)教科書ガイドの日本語訳を英語に直す
学校のワークを真面目に3周こなせば、ある程度必要な文法とフレーズは頭にありますから教科書の英文に取り組みやすくなります。
できれば教科書ガイドを入手して、日本語を英語に直し、さらに音読を繰り返しましょう。これも3周です。
ちょっと割高なんですが、教科書準拠のCDも購入してください。私も値段の高さにブツブツ言いながら仕入れました。音トレなしで成績UPはありえません。
(3)教科書準拠の問題集を解く
ニュークラウン、ニューホライズン、サンシャインなどの教科書に準拠した問題集が書店やネットで入手できますので、最低1冊、できれば2冊購入しましょう。
あとは(1)と同じです。
(4)高校入試の過去問題集を解く
中3はもちろん、中2の3学期からオススメです。どういった方向性で実力をつけるべきかの道しるべになります。
オススメの過去問を2冊挙げておきましょう。個人的には1冊目をよく参考にしています。
【CD付】2019-2020年受験用 高校入試正解 分野別過去問 英語
【英語CD2枚付】2020年受験用 全国高校入試問題正解 英語
最低限、(1)から(3)まで集中して進めていくうちに勉強の仕方なんて悩みは気にならなくなっていくはずです。次は期末試験ですね、もうスタートしておきましょう。
さて、過去問を解く時期はとても大切ですね。
遅くとも中1の冬か中2の春で一度は解かせます。ゴールのイメージは明確でなければなりませんので、過去問はそれを肌で実感できます。
過去問を早い段階でさせて心が折れるのではないか?という親心は不要です。
やるべきことを明確にして具体的に行動していくことに集中できればレベルの高さは気にならなくなります。
ずいぶん昔に、まだ英語講師になりたてほやほやの頃だったか、
TOEICを受けたこともないのに、先輩講師にこの夏900一緒にいっちゃいますか?と豪語して、いざ模擬問題を解くと500レベルという散々な結果に。
心なんて折れません。400の差を埋めるために何冊の問題集を解けばいいのかを分析する良い機会と考えただけのことです。
あ、最後に話が脱線しましたが、今日はこのあたりで。
Thanks for reading.